FX「カナダ政策金利と雇用統計に注目」注目の高金利通貨 カナダドル/円 3月10日号

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カナダドル/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

☆カナダ景気回復期待高まる
・OPECプラス減産維持で原油高
・カナダ貿易収支が黒字化
・ドル/円反落で伸び悩み

足元のカナダドル/円は2年4か月ぶり高値へ上伸

主要輸出品である原油の価格が上昇している事や、新型コロナウイルスワクチンの接種が進捗している事から、カナダの景気回復期待が高まっており、カナダドル高が進んでいます。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が、4日の会合で4月以降も協調減産体制を維持する事を決定。
原油価格が大幅に値上がりする中、カナダドル/円も85円台半ばへ上昇しました。
5日には、カナダの1月貿易収支が予想外の黒字となった事もあって85円台後半へ続伸。
8日に86円台を回復したカナダドル/円は9日には86.38円前後まで上値を伸ばして2018年11月以来の高値を付けました。
ただ、その後はドル/円が109円台から108円台に反落したため、やや伸び悩んでいます。

注目ポイントは政策金利と雇用統計

10日にはカナダ中銀が政策金利を発表します。
政策金利は0.25%で据え置かれる公算ですが、成長見通しなどは上方修正される可能性があります。
一方で、カナダでも長期金利が急上昇しており、一部には2022年の利上げを織り込む動きも見られる事から、これらにけん制が入る事も考えられます。
カナダドルは中銀の声明に神経質に反応する公算が大きく荒っぽい値動きに注意が必要でしょう。
また、12日には、カナダ2月雇用統計が発表されます。
市場予想は、新規雇用者数7.50万人増、失業率9.2%となっており、カナダの雇用情勢は改善が見込まれています。
雇用統計の結果にもカナダドルは敏感に反応すると見られます。

来週までのカナダドル/円の見通し

予想レンジ
85.000~87.000円
基調
高値波乱

来週までの注目ポイント

☆3/10 カナダ中銀政策金利発表
☆3/12 カナダ2月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格

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