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ドル/円 一気に戻り高値越え。弱いとは言わせないぞ! という動きか・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ドル/円 一気に戻り高値越え。弱いとは言わせないぞ! という動きか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、火曜日に高値を付ける展開でした。火曜日に高値を付けた後、水曜日・木曜日の上ヒゲの形成を考えると、やや下押ししてもよいのでは・・・という週末でしたが、上ヒゲも何のその、全く下押しすることなく上値追いの動きを見せ、終値ベースで戻り高値を更新して引けており、もはや下値不安のカケラも感じさせない動きへと発展しています。実体線の居場所が再度短期の移動平均線を上回ったことも買い方にとって安心感の漂う材料と言えそうです。
移動平均線は、3本とも上昇しました。やや長期の移動平均線の上昇スピードが速いようにも見受けられますが、実体線と長期の移動平均線の乖離は4円26銭ということで過熱感を思わせるレベルからはほど遠く、先週半ばの一服がほどよい清涼剤となっているかの印象を与えています。
今週は、買い先行で臨みたいところです。向かうところ先週火曜日の高値(109円23銭)が待ち構えているだけで、先週の終値からわずか30銭の距離しか残されていません。見方によってはただの通過点と考えることもできますので、逆張りで新規のポジションを売りとする選択は正しくないような気がします。ボリンジャーバンドの幅がやや広がってきていますので波乱も予想されますが、ポジション的には買い先行とせざるを得ないと思います。

その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 売り方は降参状態、買い戻しが続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の後半の流れを受け継ぎ、先週前半は上ヒゲを伴う日足の形成が続きましたが、木曜日に陽線で一気に上抜け、金曜日も連続陽線で上値追いの動きということで、売り方が完全に撃破される動きとなっています。MACDもシグナル線が安定した動きを見せる一方、MACD線が下押しすれどデッドクロスを形成するには至らず、買い方有利の展開がつづいているという判断でよいと思います。
今週は、買い先行で臨みたいところです。実体線が高いところに位置していますので、買いから入るのは怖い気持ちは十分に理解できるのですが、チャートを見ると分かるように、今は売り方が全員評価損を抱えている状況ですので、買われても売られても売り方の買い戻しが先行することが予想されます。長い期間の買いポジションが推奨されるかどうかは別として、短期的には買いで攻める局面だと思います。

■ ポンド/円 じり高基調継続ながら、波乱には注意が必要かも! 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。相変わらず、陰線の出現頻度が非常に低く、下がれば戻すの繰り返し、じり高基調が続いているという表現以外に適切な形容方法が見当たりません。常に高値圏に実体線が位置していることもあって、新規の売りを呼び込みやすいのでしょうか、これだけ同じような形で上昇基調をたどるということは、何か新しい材料がなくても、売り方が入れ替わっているだけで買われ続けている可能性も考えた方がよいかもしれません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。もちろん、チャート的には買いを示唆するものしかなく、新規の売りが報われる状況にはありませんが、あまりにも買い安心感が蔓延しすぎていること、また、実体線と長期の移動平均線の乖離があまりにも大きくなってきており、いつ調整局面を迎えてもおかしくないことを考えると、ここで無理して買い先行スタンスを取る必要もないような気がするのです。買いから入るにしても、厳しめの逆指値注文ですぐに損切るようなスタンスで臨むべきではないでしょうか。

■ オージー/円 慎重に上値追いの動きが続きそう・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。順調に上昇トレンドを消化しつつあるとしか言いようのないチャート形成になっています。実体線が概ね短期の移動平均線の上方に位置していて、恒常的に売り方の買い戻しが続いている状況なのでしょう。先週の足形を見ても、陰線の出現は全く見られず、終値は必ず先日の引けよりも高いという状況ですので、売り方からすると文句の1つも言いたくなるような展開と言えるかもしれません。
今週は、買い先行で臨みたいところです。ただし、若干慎重に・・・という感じでしょうか。実体線が終値ベースで戻り高値を越えてきており、強いことは否めないのですが、やはりMACDのダイバージェンシーが気になるところなんですよね。もちろん、ゼロラインの上方でゴールデンクロスを形成していることから、決して弱くはないと思うのですが。買い持ちの方がこれを見て、利食ってもよいかも、と思うかもしれないポイントであることは十分念頭に置いておく必要があるような気がしています。

■ ユーロ/ドル 下値リスクは減退も、上も重いかな・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終わりにかけての流れを引き継ぎ、週初は下押し圧力の高い動きが見られましたが、下側のリスクが見えたのは月曜日だけで、火曜日以降は陽線で戻す展開へ。金曜日は、足形こそ陰線ながら、下ヒゲを伴って戻しての越週となっていて、下値不安という意味ではかなり払拭された形で週を越しています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線が短期の移動平均線の上方へ戻しましたが、上側には中期・長期の移動平均線が待ち構えていて、容易に上値追いの動きが実現される状況からは遠いと思います。ただし、MACDも遅まきながら反発機運を高めていて、下値不安もかなり払拭されていることも確かだと思います。少し中途半端な、線香花火のような動きを見せるかもしれませんね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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