「FOMC受けてドル安・円安」 外為トゥデイ 2021年3月18日号

外為トゥデイ

目次

▼17日(水)の為替相場
(1):日本貿易収支 2か月ぶりの黒字
(2):ユーロ圏CPI 速報から修正なし
(3):米住宅着工件数 予想を下回る
(4):米FRB 23年末までゼロ金利維持

▼17日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
方向感欠く相場展開

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

17日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210318092136p:plain期間:17日(水)午前6時10分~18日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本貿易収支 2か月ぶりの黒字

日本2月貿易収支(通関ベース)は2174億円の黒字となり、黒字額は予想(4200億円)を下回った。貿易黒字は2か月ぶり。

(2):ユーロ圏CPI 速報から修正なし

ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・改定値は前年比+0.9%と、予想通りに速報値から修正なしであった。

(3):米住宅着工件数 予想を下回る

米2月住宅着工件数は年率換算142.1万件と予想(156.0万件)を下回り、同建設許可件数も168.2万件と、予想(175.0万件)に届かなかった。2月に米国各地を襲った寒波の影響と見られる。

(4):米FRB 23年末までゼロ金利維持

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、予想通りに政策金利(0.00-0.25%)と資産買い入れ(月1200億ドルペース)の現状維持を決定。同時に公表した経済見通しでは2021年の成長率見通しを+4.2%から+6.5%へと大幅に上方修正。失業率やインフレ率についても2021年の見通しを改善方向に修正した。一方で、政策金利見通しでは2023年末の政策金利が0.00-0.25%に留まるとの予測を示し、ゼロ金利政策の長期化を改めて示唆した。

これを受けてドル売りが強まるとドル/円は109円台を割り込んで下落。クロス円は、FOMCのハト派スタンス維持を受けて米国株が買われたため、豪ドル/円を中心に上昇した。その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見でも、「一時的にインフレ率が2%を超えたとしても利上げの要件を満たさない」「資産買い入れ縮小(テーパリング)の議論を始める時ではない」などと、ハト派的な発言が目立った。

17日(水)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

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【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:方向感欠く相場展開

昨日のドル/円は、一時109.32円前後まで上昇して15日に付けた年初来高値(109.36円前後)に迫ったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に108.70円台へと反落した。FOMCは景気・インフレ見通しを上方修正しながらも、少なくとも2023年末まで利上げしないとする政策金利見通しは維持。これを受けて米長期金利が低下するとともにドルが下落した。ただ、FOMCの決定を受けて米国株が値上がりする中、クロス円の上昇がドル/円の下値を支える形となり下げ渋った。なお、FOMC後に一時低下していた米10年債利回りも株高を受けて小幅上昇に転じている。

こうした中、本日も市場はリスク選好モードを継続する公算が大きく、ドルと円はいずれも弱含むと見られる事からドル/円は方向感を欠く相場展開となりそうだ。直近サポートの108.30円台に接近すれば底堅い半面、レジスタンスの109.30円台に近付けば戻り売りが強まるだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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