「ドル/円、110円が視野に」 外為トゥデイ 2021年3月29日号

外為トゥデイ

目次

▼26日(金)の為替相場
(1):英2月小売 前月から急回復
(2):独Ifo景況感 19年6月以来の高水準
(3):米2月PCE 寒波の影響で悪化
(4):米株上昇で円売り優勢
(5):英・EU 金融規制協力フォーラム設置へ

▼26日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
110円突破試す可能性

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

26日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210329090841p:plain期間:26日(金)午前6時10分~27日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英2月小売 前月から急回復

英2月小売売上高は前月比+2.1%と予想通りの伸びとなり、ロックダウン(都市封鎖)の影響で-8.2%と大きく落ち込んだ前月から急回復した。

(2):独Ifo景況感 19年6月以来の高水準

独3月Ifo企業景況感指数は96.6と予想(93.2)を上回り、2019年6月以来の高水準を記録。製造業主導ではあったが、Ifoによるとサービス業もコロナ禍のダメージから回復する兆候が見られたとの事。

(3):米2月PCE 寒波の影響で悪化

米2月個人消費支出(PCE)は前月比-1.0%と予想(-0.8%)を下回った。米2月PCE価格指数(デフレーター)は前年比+1.6%、食品とエネルギーを除いたコア・デフレーターは前年比+1.4%であった(予想+1.6%、+1.5%)。なお、米2月個人所得は前月比-7.1%と前月(+10.1%)から一転して大きく減少した(予想-7.2%)。米国全土が2月に厳しい寒波に見舞われた影響と見られる。

(4):米株上昇で円売り優勢

欧州株高に続き、米国株も景気回復期待を背景に上昇して取引が始まるとリスクオンの円売りが優勢となった。ドル/円が2020年6月5日以来の高値となる109.85円前後まで上昇した他、ユーロ/円やポンド/円もこの日の高値を付けた。豪ドル/円は、引けにかけて一段高となった米国株と歩調を合わせてクローズ間際に83.81円前後まで上値を伸ばした。

(5):英・EU 金融規制協力フォーラム設置へ

英政府は、金融規制協力を協議するフォーラムを設置する事で欧州連合(EU)と合意したと発表。EUを離脱した英国がEUの金融サービス市場へのアクセスをどの程度認められるかが焦点となるが、議論は一筋縄には進まない公算が大きいとの見方が強い。

26日(金)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:110円突破試す可能性

26日のドル/円は約10カ月ぶり高値を付けた。S&P500が史上最高値を更新するなど米国株が上昇する中、米長期金利の上昇を受けて2020年6月5日以来の高値となる109.85円前後までドル高・円安が進んだ。シカゴ国際通貨先物(IMM)の取組データによると、円ショートがじわりと増加しており、海外投機筋の間に円の先安感が広がっている模様だ。

こうした中、ドル/円は本日にも110円の節目突破を試す可能性があろう。ただ、本日は3月末スポット応答日にあたるため、特殊フローによる急変動には注意が必要となりそうだ。第1四半期末の接近で、年始からの米株高・米債安・米ドル高に対するリバランス(投資金再分配)が起きやすいとの指摘もある。週明けのNY市場の動向を注視したい。

注目の経済指標

特になし

注目のイベント

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