「ドル/円、110円超えが焦点に」 外為トゥデイ 2021年3月30日号

外為トゥデイ

目次

▼29日(月)の為替相場
(1):米株先物下落で円買い優勢
(2):EUコロナ策強化も英緩和計画進行
(3):米ヘッジファンド損失懸念も株底堅い

▼29日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:110円超えが焦点

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

29日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210330091254p:plain期間:29日(月)午前7時00分~30日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米株先物下落で円買い優勢

米ヘッジファンドが株式取引に絡むマージンコール(追加証拠金要求)に対してデフォルトを起こし、野村ホールディングスやクレディ・スイス・グループなどの大手金融機関が多額の損失に直面する可能性があるとの観測報道を受けて米国株先物が下落。こうした中、リスク回避の円買いが優勢となった。豪ドル/円については、スエズ運河を塞いでいたコンテナ船が離礁した事を受けて原油価格が下落した事も重しとなった。

(2):EUコロナ策強化も英緩和計画進行

欧州市場に入り、ユーロ/ポンドがストップロスを巻き込んで急落。これに連れてユーロ/円は下落した一方、ポンド/円は上昇した。ユーロ圏が新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)の強化を余儀なくされる一方、英国ではワクチンの摂取が進む中、ロックダウンの緩和計画が進行している。なお、英首相報道官はその後「ロックダウン緩和に向けて順調に進んでいる」などとする声明を発表した。

(3):米ヘッジファンド損失懸念も株底堅い

米ヘッジファンドの損失問題への懸念で金融株が値下がりしたものの、米景気の先行き期待は根強く株価指数は底堅く推移。バイデン米大統領が「4月19日までに成人の90%が新型コロナワクチンの接種対象になる」と表明した事も市場心理を下支えした。なお、バイデン大統領は31日に大型インフラ・雇用創出プログラムの枠組みを発表する。

29日(月)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

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【情報提供:外為どっとコム】

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:110円超えが焦点

昨日のドル/円は底堅い展開。米ヘッジファンドの損失に絡む観測報道などを受けてアジア市場で一時109.37円前後まで下落したものの、NY市場に入り米国株が下げ渋ると米長期金利の持ち直しとともに109.84円前後まで反発した。

ただ、前日に付けた約10カ月ぶり高値109.85円前後から心理的節目の110.00円にかけては戻り売りオーダーが並んでいる模様であり、この売りをこなせるかが本日の焦点となりそうだ。仮に110.00円を突破すれば、ストップロスを巻き込んで上げ足が速まる公算が大きい一方、第1四半期末を控えて持ち高調整の動きも出やすいと見られるだけに、109円台後半で伸び悩むようなら失速する可能性もあろう。

米ヘッジファンドの損失問題に関する続報なども気になるところで、ドル/円は本日も米国株を中心とする主要国の株価動向および米長期金利の動きがカギとなりそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

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