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ドル/円:一段のドル上昇へ。押し目買い方針継続。

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ドル/円:一段のドル上昇へ。押し目買い方針継続。

日足は2手の小陰・陽線で上昇一服となったが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、一呼吸置いた後で一段のドル上昇に繋がる可能性も高いと見られる。日足が110.50割れで終えた場合は、上昇スピードが鈍くなり110円台の足元を固め直す動きが強まり易くなるが、この場合でも109円台に日足、週足の抵抗があり、109円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難く、短期トレンドも変化しない。日足、週足ともに形状が強く、安定していることから、少なくとも今週いっぱいは浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。日足の上値抵抗は111.70-80,112.10-20,112.50-60に、下値抵抗は110.50-60,110.00-10,109.60-70、109.10-20にある。21日、120日、200日移動平均線は109.21,105.30,105.62に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方週足を見ると、2週連続陽線引けとなり下値を急角度で切り上げる流れを維持している。また2手前の陽線が109.20-30にあった週足の抵抗を上抜けて、新たな上昇トレンド入りしており、今週も上値追いの流れが継続しよう。直近の陽線が上昇エネルギーの強いものではないので111.80超えから厚くなる上値抵抗には何度かぶつかる可能性も高いと見るが、新たなトレンドに入ってまだ日が浅いことから、急落地合いにも繋がり難く、浅い押し目を拾ってトレンドに乗る方針で。このラリーでの上値余地は112円台では一旦止まると見るが、急騰した場合は最大で114円台まで見ておく必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は111.70-80,112.50-60に、下値抵抗は110.00-10,109.60-70にある。31週、62週移動平均線は105.40と106.50に位置しており、中期トレンドも“ドル強気”の流れに入っている。 月足を見ると3月足は高値圏で引ける陽線引けとなり、3ヵ月連続陽線引けとなった。またこの足が、2015年6月に付けた125.86を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で越月しており、長期トレンドに変化が生じ始めている。可能性が低いと見るが、108.50割れで越月した場合は、上抜けが“ダマシ”になった可能性が生ずるが、この場合でも106.50~107.00ゾーンの抵抗が厚く簡単には下抜けそうもない。一方上値は、114.00~114.50に月足ベースで見た強い横レジスタンスがあり、このレベルは簡単には上抜けそうもない。新たな上昇トレンドに入った可能性が高いことから今月も上値追いの動きが強まろう。4月足の上値抵抗は112.50~113.00,114.00~114.50に、下値抵抗は109.50~110.00,108.50~109.00,106.50~107.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は108.16と109.03に位置しており、長期トレンドも“ドル強気”の流れに入っている。 今週の戦略は、ドル買いは110.50-60で押し目買い。下値余地を110.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは109.80で一旦撤退。ドル売りは今週いっぱい様子見としたい。 上値は、110.80-90に抵抗があるが、これをクリアした場合は111.10-20,111.40-50,111.70-80,112.10-20,112.30-40,112.50-60,112.80-90にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、110.50-60に軽い抵抗が、110.40-50,110.20-30,109.90-00に強い抵抗が控えており、下値余地が限られる展開が予想されるが、週初の上値トライで111円台に乗せきれずに、110.50割れで終えた場合は、急角度で上昇してきた流れがやや緩やかになり、110.00近辺の足元を固める動きが期待出来る。この場合でも109円割れで終えない限り、ドルの押し目買い方針に変わりない。

ドル/円【日足】期間:2020/07/30~2021/04/02(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/02/16~2021/04/02(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値余地を探る動き。130.50超えで終えれば下値リスクが後退、131.00超え終えれば一段の上昇へ。逆に、128.00以下で越週した場合は一段の下落へ。

直近の日足は小陰線で終えている。130円台の上値抵抗を抜けきれていないが、下値を切り上げる流れを維持しており、上値余地を探る動きが継続しよう。一方で、対ドルでユーロが強気転換していないことや、対円でも上値抵抗を抜けきれておらず、短期トレンドの変化を確認するまでは買いも慎重に臨む必要がある。130.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に変化、131.00-10の抵抗をクリアした場合は、“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、128.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化、128円割れで終えた場合は強い下値抵抗を下抜けた勢いで一段の下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は130.50-60,131.00-10,132.20-30に、下値抵抗は129.80-90,129.40-50,128.70-80にある。21日移動平均線は129.52に位置しており、これを上抜けて来たが“ダマシ”となる可能性を残している。しかし、120日、200日線は126.41と125.43にあり、中期トレンドが強い状態にあることを示唆している。 一方直近の週足は陽線引けとなり130円台に実体を戻して引けている。下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの可能性に繋げているが、単体では上昇エネルギーの強いものではないので上値トライに失敗する可能性にも注意する必要がある。しかし、130.50超えで越週した場合や131円台乗せを見た場合は、128円台前半までの押しで調整下げが終了した可能性が高くなり、ユーロの上昇余地がさらに拡がり易くなる。週足ベースで見た上値抵抗は130.40-50,132.20-30に、下値抵抗は129.40-50,128.30-40にある。128円割れで越週した場合は、昨年5月に付けた114.43を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けて、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。31週、62週移動平均線は126.02と123.17に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 月足を見ると、3月足は小陽線で終え、5ヵ月連続陽線引けとなった。下値を着実に切り上げる流れを維持しており、中期トレンドも強い状態にあるが、2008年7月に付けた169.97を基点とする超長期的なレジスタンスラインの上値抵抗が130.00近辺に位置しており、3月足がこれを上抜けきれていないことから、130円台で越月するまでは下値リスクにも注意する必要がある。4月足の上値抵抗は129.50~130.00(下値抵抗となる可能性が点灯中)、133.00~133.50,135.00~135.50に、下値抵抗は128.00~128.50,125.50~126.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は123.34と124.53に位置しており、長期トレンドは“ユーロ強気”を維持している。 今週の戦略は、ユーロ買いは129.40-50で押し目買い。損切りは128.80で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か、130.50-60で軽く試し売り程度に。損切りは一段の上昇の可能性が点灯する131.10で撤退。 上値は、130.40~130.60ゾーンにやや強い抵抗があるがこれをクリアした場合は130.80-90,131.00-10の抵抗をトライする動きへ。全てクリアした場合は“ユーロ強気”の流れに戻して131.40-50,131.70-80,132.00-10,132.20-30、132.60-70、133.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は129.70-80に軽い抵抗が、129.40-50に強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は129.00-10,128.70-80,128.50-60にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。128.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、128円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、下値余地がさらに拡がり易くなる。但し、この場合でも125~126円台に中期的な下値抵抗が控えており、一気に下抜けるにも無理があろう。(川合 美智子)                            

ユーロ/円【日足】期間:2020/09/15~2021/04/02(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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