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「ドル高修正の動きが続く」 外為トゥデイ 2021年4月15日号

外為トゥデイ

目次

▼14日(水)の為替相場
(1):クロス円 ドル/円に連れ下落
(2):ユーロ圏鉱工業 予想ほど落ち込まず
(3):米GS決算良好で米株上昇
(4):パウエル議長 早期に緩和縮小の公算

▼14日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:戻り売り圧力強まる

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

14日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210415090450p:plain期間:14日(水)午前6時10分~15日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):クロス円 ドル/円に連れ下落

ドル/円は109円台を割り込んで下げ足を速め、3月25日以来の安値となる108.75円前後まで下落。前日に、米3月消費者物価指数が上ブレしたにもかかわらず、米長期金利が低下しドルが下落した地合いの悪さを引き継いだ。クロス円もドル/円に連れて下落し、いずれもこの日の安値を付けた。

(2):ユーロ圏鉱工業 予想ほど落ち込まず

ユーロ圏2月鉱工業生産は前月比-1.0%と前回(+0.8%)から一転して低下したが、予想(-1.3%)ほどには落ち込まなかった。

(3):米GS決算良好で米株上昇

米大手銀ゴールドマン・サックスが寄り付き前に発表した1-3月期決算が良好だった事などから米国株が上昇してスタート。豪ドル/円を中心にクロス円が上昇するとドル/円も109.10円付近まで小反発した。

(4):パウエルFRB議長 早期に緩和縮小の公算

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「我々の目標に向け、ガイダンス発表時の昨年12月からさらなる顕著な進展を遂げれば資産購入の縮小(テーパリング)に乗り出す事になるだろう」とした上で「それは利上げを検討する時期よりもかなり前になる事はほぼ確実だ」と述べた。「2022年末までに利上げする可能性は極めて低い」との見解も示した。これに対し、市場はほぼ無反応だった。

14日(水)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20210415073414p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:戻り売り圧力強まる

昨日のドル/円は109円台を割り込んで続落。ドル高修正の動きが続く中、東京市場で108.75円前後まで下落して3月25日以来の安値を付けた。その後は買い戻しも入ったが、109円台を回復すると戻り売りに上値を抑えられた。

本日は5・10日とあって本邦勢のドル買いが先行する可能性はあるが、20日移動平均線が通る109円台半ばにかけては戻り売り圧力が強まりそうだ。一方、調整による下値のメドは3月23日安値の108.41円前後と見られ、これを割り込むようなら日足ボリンジャーバンド-2シグマが位置する108.20円付近まで余地が広がるだろう。

なお、本日のNY市場では米新規失業保険申請件数と米3月小売売上高の発表が予定されており、結果に注目が集まりそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。