2021年4月16日
【ドル/円】：上値の重い展開続く。
ドル/円は小陰線で終え、上値を切り下げる流れから抜け出せない状態が続いています。上昇余力にも欠けるものですが108.40-50に週足の抵抗があり、これを守り切れば反発に転ずる可能性を残します。一方で上値も109.60-80ゾーンにやや強い抵抗が出来ており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い状態です。 買いは様子見か108.60台を軽く拾って108.40で浅めに撤退です。売りは109.00-10の戻りを軽く売って109.30で浅めに一旦撤退するか109.60-70の戻り待ちとします。この場合の損切りは110.00で撤退です。 108.40以下で終えた場合は、日足、週足の形状が悪化して来週以降一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に109.90超えで終えれば再度110円台前半の抵抗をトライする動きへ。 日足の上値抵抗は109.30-40，109.60-80，110.10-20に、下値抵抗は108.50-60，108.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：強気を維持。一方向へ動き出す可能性にも注意。
ユーロ/円は小反落。130.00～130.50を中心とするレンジ内の動きに留まっていますが、エネルギーが蓄積されつつあるので一方向へ動き出す可能性にも注意が必要です。短期トレンドは強い状態ですが、129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。128.50割れで越週した場合は、短期トレンドが変化します。買いは130.00以下で軽く押し目買い。損切りは129.50で撤退です。売りは1日様子見か130.50-60で戻り売り。損切りは131.10で撤退です。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを守っていますが、上昇余力にも欠けるため、大幅な反発にも繋がり難いと見られます。買いは1.1900-10の押し目待ちとします。損切りは1.1850で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.2010-20，1.2050-60に、下値抵抗は1.1950-60，1.1890-00にあります。
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