読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧

「日経平均株価崩れる!ドル円、クロス円はさらなる下落に発展か?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

f:id:gaitamesk:20190819120311p:plain

目次

▼日経平均株価崩れる!ドル円、クロス円はさらなる下落に発展か?
▼ユーロ円は高値ブレイクが絶好のだましに?
▼82-82.50割れでトレンド転換か?

日経平均株価崩れる!ドル円、クロス円はさらなる下落に発展か?

昨日、本日と日経平均株価が苦しい形状です。

f:id:gaitamesk:20210421132155p:plain

添付チャートは日経平均先物指数ですが、3万円の上値が重い展開からの総崩れに発展しそうな形状です。 本日は28,500円前後で推移をしておりますが、サポートである28,140円を割り込むと大きく急落に発展するのではないでしょうか。

ブラジルやインドなど、新興国では新型コロナ感染拡大に歯止めがかからない状況で、日本もその一途をたどりつつあります。 度重なる緊急事態宣言を含めてですが、菅首相が訪米した際に日本の現状がかなり悲惨であることを受け止められた可能性があります。 ワクチン接種は先進国の中でもダントツで遅く、未だ接種が進まない状況です。昨日現在で日本のワクチン接種率は1.6%、1ヶ月でようやく1%増えた程度です。まだ医療関係者の接種がすべて終わっていないようで、いつまで経っても接種が進まないようです。

昨年のロイターやブルームバーグの報道では、来年の6月には米国や日本、英国などG10を中心とした先進国でワクチン接種を終えているだろうという見解が出ておりましたが、これをクリアできないのはおそらく日本だけとなりそうです。 米国や英国はすでに国民の60%以上がワクチンの接種を終えており、ドイツ、フランス、イタリア、スペインでは25-27%にまで伸ばしてきております。 おそらく今月中には30%を超えて、6月には60%以上が接種を終えている可能性があります。このペースでは日本はどんどん取り残される一方でしょう。 それが日経平均にも影響が出てきているのだと感じます。

さて、このシナリオと仮説をたてるなら、株式市場の下落とともに、ドル円やクロス円は連れ安となるかもしれません。本来なら逆の値動きなのですが、買われすぎたものが調整される、という意味合いでの下落を想定しております。

先週ご紹介したコラムでユーロドルですが、残念なら押し目買い指値注文はヒットせずに上昇してしまったので見送りと致し、新たにクロス円のショートを作っていこうと考えました

ユーロ円は高値ブレイクが絶好のだましに?

f:id:gaitamesk:20210421132212p:plain

まずはユーロ円のチャートです。前述した通りの仮説を立てて、一度崩れるのではないかと考え成行きショートで入りました。

130.60円の上値ブレイクのフェイクからの陰線ですから、下落したら結構なカウンターパンチに発展すると考えます。 129.70円割れからは1円近くは急落するように考えます。

RCI52は+80ラインから割り込みそうで、ここを割り込んだタイミングでトレンドは加速しすいので、この値動きに期待したショート戦略になります。 併せて、RCI26も下方向に。0.00方向に向けて下落し、さらにこのラインを割り込めば、さらに下落トレンドが加速しやすいテクニカル形状ですので、条件が揃いつつあります。 ターゲットは128.30のサポートラインを意識したトレードを狙いたいと考えました。

お次に豪ドル円をピックアップします。

82-82.50割れでトレンド転換か?

f:id:gaitamesk:20210421132312p:plain

ユーロ円と同じくして目線は下です。豪ドル円は直近サポート82.50円と82.00円がまずは第一ターゲット、そしてここをブレイクすると80円方向に向かうというシナリオを立ててみました。

豪ドル円日足です。 トレンドラインを右に抜けてきており、天井圏で長らく揉み合いが続きました。 82.50円を割り込めば、大きく崩れ始めるかもしれません。RCI52はすでに+80ラインを割り込んでおり、0.00方向に向かう最中です。82.50円方向を目指す過程で追いついてくるでしょう。またRCI26も下方向に再度向き始めるはずですから、尚更下落トレンドが加速しやすい形状になります。

つまり、82円割れの確度が上がってくるというわけです。 割り込んだ場合、80円を目指す展開をイメージしております。

今回は、通貨ペア狙いというより、クロス円全般売りを狙いますので、主要国の通貨ペアならなんでも良いようにも正直感じております(笑) ですが、しばらく上昇トレンドが鉄板だった通貨ペアのほうが、その調整の反動は大きいと考えており、より上昇している通貨ペアをチョイスすることがポイントかな、と考えます。

下落トレンドが長らく続くイメージはありませんが、調整が長引けばゴールデン・ウィーク明けぐらいまで円高方向をイメージしております。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

f:id:gaitamesk:20191224173146p:plain
「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

f:id:gaitamesk:20191224173226p:plain

「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

f:id:gaitamesk:20191224173242p:plain

「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


「外為注文情報」はこちら

ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。