「ドル/円、107.70-80の攻防」 外為トゥデイ 2021年4月23日号

外為トゥデイ

目次

▼22日(木)の為替相場
(1):ECB政策金利据え置き ユーロ無反応
(2):米失業申請 コロナ流行以降最少
(3):ラガルド総裁会見でユーロ上下動
(4):バイデン氏 富裕層に増税提案へ

▼22日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:107.70-80の攻防

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

22日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210423090538p:plain期間:22日(木)午前6時10分~23日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ECB政策金利据え置き ユーロ無反応

欧州中銀(ECB)は政策金利とパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模を据え置いた。予想通りの据え置きであり、ラガルド総裁の会見待ちでユーロは無反応だった。

(2):米失業申請 コロナ流行以降最少

米新規失業保険申請件数は54.7万件と、市場予想(61.0万件)に反して前週(58.6万件)から減少した。新型コロナ・パンデミック(世界的大流行)後としては最少であり、米雇用市場の回復は勢いを増している模様。ただ、市場はラガルドECB総裁の会見に関心を向けていたため、新規失業保険申請件数に対するドルの反応は小さかった。

(3):ラガルド総裁会見でユーロ上下動

ラガルドECB総裁が会見で「短期的な見通しは不透明」などとしながらも「経済活動はまだ限定的だが底を打った兆候がある」との見解を示した。ユーロは会見中に一時買いが強まったが、一巡後は急速に反落。ECBがPEPPの段階的な縮小を検討しているのではないかとの見方に対し、ラガルド総裁は「時期尚早」と一蹴。6月以降の縮小についても「議論していない」とした。

(4):バイデン氏 富裕層に増税提案へ

バイデン米大統領は富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率を現行の20%から39.6%に引き上げる事を提案する見通しと伝わった。これを受けて米国株が急落するとクロス円が下落。対豪ドルなどでリスク回避のドル買いも強まったためドル/円は下げ渋った。

22日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:107.70-80の攻防

昨日のドル/円は弱保ち合いの展開。107.82円前後まで下落して3月5日以来約1か月半ぶりの安値を付ける場面もあった。ただ、日足一目均衡表の雲上限や1-3月の上げ幅の38.2%押し水準が並び、チャート上の重要ポイントと見られる107.70-80円台がサポートとなり下げ渋った。

なお、昨日はバイデン米大統領が富裕層へのキャピタルゲイン(株式譲渡益)増税を提案した事で米国株が下落した。本日の日本株も軟調推移が予想される中、ドル/円も上値の重い展開が見込まれる。株安はリスク回避のドル買いにも繋がるが、米長期金利の低下圧力になるため、対円ではドル売り優勢になりやすい。本日は107.70-80円のサポート割れを警戒する必要がありそうだ。下抜ければ107円台前半まで下げ足を速める可能性もある。ただ、サポートが強固であれば週末を控えてショートカバーを誘発する事も考えられる。引き続き107.70-80円台の攻防に注目したい。

注目の経済指標

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注目のイベント

特になし


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