2021年4月23日
【ドル/円】：上値の重い展開続く。
ドル/円は小陰線で終え、反発力が鈍く、また上値を切り下げる流れからも上抜けられずに終えています。日足の下値抵抗を守っていますが、107.50割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、107.00割れで終えた場合は週足の形状も悪化して来週以降、一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に109.00超えで終えれば日足の形状が改善して、上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも110円台を回復して引けない限り、短期トレンドは変化しません。 ドル買いは1日様子見か107.50-60で軽く買って107.20で浅めに撤退です。ドル売りは108.40-50の戻り待ち。損切りは108.90で撤退です。 日足の上値抵抗は108.40-50，108.70-80，108.90-00に、下値抵抗は107.80-90，107.50-60，107.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。128.50割れで短期トレンドに変化。
ユーロ/円は実体が小さい陰線引けとなりました。上ヒゲがやや長く130.50超えトライに失敗しており、単体では下値リスクがやや高いものです。上値も若干切り下げていますが、トレンドの変化が確認できません。買いは1日様子見か129.30-40で押し目買い。損切りは128.80で浅めに撤退です。売りも様子見か130.60-70の戻りがあれば売り狙い。損切りは131.10で撤退です。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。逆に131.00-10の抵抗を上抜けて終えれば132円超えトライへ。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗にぶつかる。押し目買い方針変わらず。
ユーロ/ドルは小陰線で終えています。1.20台を維持して引けていますが、1.2060-70の上値抵抗にぶつかって押し戻されており、小幅続落の可能性があります。買いは1.1970-80の押し目待ちとします。損切りは1.1930で撤退です。売りは様子見か1.2110-20の吹き値があれば売り向かい。損切りは1.2150で一旦撤退です。上値抵抗は1.2060-70，1.2120-30に、下値抵抗は1.1960-70，1.1900-10にあります。短期トレンドは1.1850割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1800割れで終えない限り、大きく変化しません。
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