読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:ドル弱気。下値抵抗にも注意。107.50割れで越週するか、107円割れで終えた場合は 一段の下落へ

f:id:okinawa-support:20190819103105p:plain

  

ドル/円:ドル弱気。下値抵抗にも注意。107.50割れで越週するか、107円割れで終えた場合は 一段の下落へ

直近の日足は実体が小さく、寄せ線に近い形の陰線引けとなり、上値を切り下げる流れに変化が認められないが、107.50-60の日足の抵抗を守って引けており、これを守り切れば小反発に繋がり易くなる。トレンドの弱さに変わりはないが、週初の突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。下値抵抗を守り切って108.50超えで終えた場合は、日足の形状が改善して一段と強い抵抗のある109.00-10トライへ。この場合でも109.50-60、110.00-10に一段と強い抵抗があり、110.00超えで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。逆に107.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、107円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、105~106円ゾーンの中期的な下値抵抗をトライする動きが強まろう。日足の上値抵抗は108.40-50,109.00-10,109.50-60に、下値抵抗は107.50-60,107.00-10,106.40-50にある。21日移動平均線は109.31に位置しており、この下に入り込んで下値リスクが高い状態にあるが、120日、200日線は105.83と105.74にあり、中期トレンドをサポートしている。 一方週足を見ると、3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げる流れを変えていない。短期トレンドは“ドル弱気”の流れにあるが、今年1月に付けた102.59を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けておらず、これを守り切って反転に繋げる可能性を残している。この週足サポートは今週、107.40-50に位置している。しかし、これを守って小反発に転じた場合でも、週足の形状がまだ弱いため、反発余地もまだ限られたものとなり易い。また、107.50割れで越週するか、日足が107円割れで終えた場合は新たな下げエネルギーを得て一段のドル下落に繋がり易くなるので注意したい。今週の週足ベースで見た上値抵抗は108.70-80、109.10-20、109.60-70に、下値抵抗は107.40-50、106.40-50、105.80-90にある。31週、62週移動平均線は105.70と106.48に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ドル買いは短期トレンドの変化を確認するまで様子見か107.50-60の押し目を軽く買って、106.90で撤退。ドル売りは108.40-50の戻り待ち。損切りは109.10で一旦撤退。 上値は、108.00-10に軽い抵抗が、108.40-50に強い抵抗があるが、実体ベースを108.50超えに戻せば、下値リスクが若干後退して108.70-80、109.00-10、109.30-40、109.50-60にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。可能性がまだ低いが、110.00超えで終えれば短期トレンドが変化して一段のドル上昇に繋がり易くなる。下値は、107.50-60、107.00-10に強い抵抗があるが、107.50割れで越週するか、107.00割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、106.40-50、106.00-10、105.70-80、105.50-60にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。105円台には中期的な下値抵抗が控えており、105円割れのリスクはまだ低いと見ている。

ドル/円【日足】期間:2020/08/20~2021/04/23(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

f:id:okinawa-support:20210426073327p:plain

 

ドル/円【週足】期間:2018/03/09~2021/04/23(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

f:id:okinawa-support:20210426073340p:plain

ユーロ/円:“ユーロ強気を維持”。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合はトレンドが変化して一段の下落へ。

直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げているが、130.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けておらず、揉み合いの域を抜け切れていない。一方で、下値抵抗も守っており、短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れを維持している。131.00超えで終えれば一段の上昇へ。逆に129円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は130.70-80、131.00-10,132.00-10に、下値抵抗は129.30-40、128.50-60にある。21日移動平均線は130.09に位置しており、これを若干上抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。しかし、120日、200日線は127.29と126.10に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。 一方直近の週足は実体の小さい陽線で終え、下値を切り上げる流れを維持しているが、単体では強い上昇エネルギーを持ったものではない。現状は揉み合いの域を抜け切れていないが、エネルギーの蓄積が感じられることから、一方向へ動き出す可能性にも注意する必要がありそうだ。日足が128.50割れで終えるか、129.00以下で越週した場合は、短期トレンドが変化して一段の下落へ。逆に131.00超えで日足が終えればユーロの一段の上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は132.00-10,133.10-20に、下値抵抗は129.30-40、129.00-10、128.00-10にある。31週、62週移動平均線は126.54と123.69に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは129.80-90で押し目買い。損切りは、浅い場合で129.30,深い場合は128.90で撤退。128.50割れで終えた場合は、“ユーロの戻り売り方針”に転換。ユーロ売りは様子見か130.80-90まで引きつけて。損切りは131.10で浅めに撤退。 上値は130.80-90にやや強い抵抗があるが、これをクリアして131.00超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなり、131.30-40,131.70-80,132.10-20,132.60-70,133.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、130.00-10,129.70-80にやや強い抵抗が出来ているが、129.40-50、129.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、下落余地がさらに拡がり易くなる。下値抵抗は128.00-10、127.50-60、127.10-20、126.80-90。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/10/06~2021/04/23(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

f:id:okinawa-support:20210426073355p:plain

© 2021WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。