南アランドは首位奪回、株も堅調、ジャンク債でも強い

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総括

南アランドは首位奪回、株も堅調、ジャンク債でも強い

予想レンジ 南アランド円 7.7-8.2

(ポイント)
*貿易・経常収支の黒字が南アランドを支える
*4月CPIは4.4%
*政策金利は据え置かれた
*格付けは全社が現状維持
*ムーディーズは債務増大を懸念
*ムーディーズは格付け見送り、フィッチとS&Pは現状維持
*ランドは年初来&20年来高値を更新した
*中銀総総裁=南ア国債の利回りの高さが海外投資家をひきつける
*世銀の21年成長見通しは3.3%
*経済対策財源は公務員給与の昇給凍結
*中銀の20年インフレ見通しは3.84%

(ジャンク債格付けなのに貿易黒字、ランドは最強、株価も強い)
為替・株ともに堅調、貿易、経常収支も黒字、インフレも落ち着いている。経済の優等生のようだ。ジャンク債格付けであることが不思議だが、やはり財政赤字に懸念がある。たた格付けが下がり始めた時は、貿易・経常赤字、インフレは目標の上限の6%をはるかに超えていたのだから、現在は様変わりだ。
 貿易依存度の高い中国経済が南アを支えている。ただ中国の旺盛な需要もあり堅調推移してきた資源価格は今月、金は7.75%上昇するもパラジウムが4.04%、白金が2.33%下落している。中国政府がコモディティーの投機取引を取り締まる方針を示したことを受けて下落した。今週は4月貿易収支や1Qの失業率の発表がある。失業率は33.5%の予想で南アの弱点だ。来週6月8日は1QのGDPの発表がある。

(弱点は財政赤字と30%を越える失業率)
2020年末でGDPの83%。コロナかでおそらく増加
日本は266%。ギリシャは206%、フランス116%、米国108%、英国100%

(今週は4月貿易収支の発表)
3月は527.7億ランドの黒字。予想は375億ランドの黒字。

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 (経常収支も2四半期連続黒字)
6月10日に1Qの経常収支の発表

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(南アの株価も強い)
年初来13.71%高、日経平均は6.21%高
金、白金、パラジウムの需要増と価格上昇が要因

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テクニカル分析(ランド/円)

日足ボリバン2σ上限。月足雲の下限まで上昇

 日足、ボリバン2σ上限。5月26-28日の上昇ラインがサポート。雲のはるか上。5日線上向き。
 週足、4週連続陽線。ボリバン2σ上限。5月17日週-24日週の上昇ラインがサポート。
月足、3か月連続陽線。今月も陽線で終わるか。21年2月-3月の上昇ラインがサポート。
 雲の下限に近づく。
 年足、18年-20年の下降ラインを上抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。今年は陽転。20年の下ヒゲも効いている。

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喜望峰

独自の法定デジタル通貨発行を検討

 南ア中銀は、リテール型中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「望ましさと適切さ」に関する予備的な調査を開始した。リテール型CBDCを電子決済に適した中央銀行が発行するソブリンデジタル通貨と定義している。

「実現可能性調査には、政策や規制、セキュリティ、リスク管理への影響など、さまざまな要因を考慮するのに加え、様々な新興テクノロジープラットフォームでのプラクティカルな実験も含むだろう」と述べている。南アフリカのCBDC調査は、2022年まで続く予定だ。現在CBDCを調査しているほかの中央銀行と同様、南アフリカも現在の調査が将来的にデジタルランドを発行することを確約するものではないと付言している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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