2021年6月4日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は直近の日足が寄り付き安値の陽線引けとなり、実体を110円台に乗せて終えています。日足の形状が改善しており、このまま110円台を維持して終えれば来週以降も上値トライの流れが継続します。急伸にも繋がり難いと見ますが、6/1に付けた109.33で調整下げが終了した可能性が高くなっており、ドルの押し目買い方針継続とします。 今日は米5月の雇用統計発表（日本時間午後9：30）を控えており、日中は様子見となりそうです。市場予想は失業率：5.9％、非農業部門就業者数：+655千人です。 ドル買いは109.80-90で押し目買い。損切りは109.30で撤退です。ドル売りは様子見か110.90-00の吹き値があれば売り狙い。損切りは111.30で撤退です。 日足の上値抵抗は110.40-50，110.80-90，111.10-20に、下値抵抗は109.80-90，109.40-50，109.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は値幅の小さい足で終えています。134円台に乗せきれずに終えており、上値が重い感がありますが、トレンドが強い状態を維持しているので押し目買い方針継続とします。但し、133円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して132円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。今日の買いは133.30-40の押し目待ちとします。損切りは132.80で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は134.00-10，134.50-60に、下値抵抗は133.60-70，133.20-30，133.00-10，132.50-60にあります。短期トレンドは132円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、この足が3/31に付けた1.1704を基点とする短期的なサポートラインを下抜けて終えており、下値リスクが点灯中です。1.2100-10，1.2050-60に日足の横サポートがあり、これらを一気に下抜ける可能性も低いと見ますが、上値も1.2180-90超えにやや強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる可能性が高くなっています。1.2250-60の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1日様子見か1.2080-90で押し目買い。損切りは1.2040で撤退です。売りは様子見か、1.2180-90の戻りを軽く売り狙い。損切りは1.2220で撤退です。上値抵抗は1.2180-90，1.2220-30，1.2250-60に、下値抵抗は1.2100-10，1.2050-60にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、1.2000割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。
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