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ドル/円:ドル強気の流れを維持。109円割れの越週で下値リスクが点灯。108.00割れを見た場合は一段のドル下落へ。

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ドル/円:ドル強気の流れを維持。109円割れの越週で下値リスクが点灯。108.00割れを見た場合は一段のドル下落へ。

直近の日足は、前日の陽線の値幅を打ち消す陰線が高値圏から出ている。単体では下値リスクがやや高いものだが、下値を切り上げる流れには変化が認められず、日足の下値抵抗を守り切って反転、上昇に繋げる可能性を残している。但し、109円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなる。108.50割れで終えるか108.00割れを見た場合は、短期トレンドの変化に要注意。逆に110.20-30の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は110.50超えの抵抗をトライする動きへ。日足の上値抵抗は、109.90-00,110.20-30,110.80-90に、下値抵抗は109.20-30,109.00±10銭にある。21日移動平均線は109.27にあり、短期的な下値抵抗として働く可能性がある。また、120日、200日線は107.06と106.20に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方、直近の週足は小陰線で終えており、続伸に繋げられなかったが、下値を切り上げる流れに変化は認められない。また、3月に付けた110.97を基点とする短期的なレジスタンスラインからも上抜けた位置をキープしており、この週足の下値抵抗が109.00近辺にあることから、これを実体ベースで割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い。一方で、強い上昇エネルギーも感じられないので、反発に転じても110円台後半から厚くなる上値抵抗を一気に上抜けるほどのドル急伸にも繋がり難いと見られる。109円を割り込んで越週した場合や、値動きの中で108.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して、一段のドル下落に繋がり易くなる。今週の週足の上値抵抗は110.00-10,110.80-90,111.60-70に、下値抵抗は、109.00~109.20,108.50-60,108.00-10にある。31週、62週移動平均線は106.49と106.54に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 一方月足を見ると、5月足は値幅の小さい陽線で越月した。単体では上昇エネルギーの強いものではないが108.00~108.50の月足の抵抗を守って越月しており、続伸の可能性に繋げている。6月足の上値抵抗は110.50~111.00,112.50~113.00,114.00~114.50に、下値抵抗は108.00~108.50,107.50~108.00にある。107.50以下で越月した場合は、新たな下げエネルギーを得て 105.00~105.50にある長期的な下値抵抗をトライする動きへ。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は107.87と109.01に位置しており、長期トレンドをサポートする可能性を示唆している。 今週の戦略は、ドル買いは109.20-30で押し目買い。損切りは108.80で浅めに一旦撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する108.40で撤退。ドル売りは様子見か、110.00-10の戻り待ち。損切りは110.40で一旦撤退。 上値は、109.70-80まで特に強い抵抗はない。この上の109.90-00,110.20-30にやや強い抵抗が出来ているが、110.30超えで終えた場合は、下値リスクが後退して再び上値トライの流れに戻し、一段のドル上昇へ。上値抵抗は110.50-60,110.80-90,111.10-20,111.30-40,111.60-70。下値は、109.40-50に軽い抵抗が、109.20-30,109.00±10銭に強い抵抗が控えており、押しは一旦買い場と見るが、109円台を維持出来ずに終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。108.80-90,108.50-60の抵抗を実体ベースで下抜けた場合は下値リスクが点灯、108.00-10の抵抗も下抜けた場合は、短期トレンドが変化して、107.50-60の抵抗を切り崩しつつ107.00近辺まで下落余地が一段と拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2020/10/01~2021/06/04(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/04/20~2021/06/04(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。上値抵抗にも注意。131.50割れで終えた場合は短期トレンドに変化。

日足は安値圏で引ける陰線引けとなり、上値を切り下げている。日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高い状態となっているが、短期トレンドの変化が認められないので突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で133.80超えにやや強い上値抵抗が出来ており134.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けてこないと上値余地も拡がり難い。日足の上値抵抗は133.80-90,134.10-20,134.50-60に、下値抵抗は132.60-70,132.00-10,131.60-70にある。131.60以下で終えた場合はリスクが点灯、131.00以下で終えるか、週足が131.70以下で越週した場合は短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなる。この場合でも、中期トレンドが強い状態にあり、130円割れで終えるか130.50割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。21日移動平均線は133.02に位置しており、短期トレンドをサポートしているが、続落しても1円程度の下げは“ダマシ”の範囲内となる。また、120日、200日線は129.21と127.27に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。  一方、直近の週足は陰線引けとなり、続伸に繋げられなかったが、下値を切り上げる流れには変化が見られない。但し、131.70-80の週足の抵抗を下抜けて越週した場合は、今年1月に付けた125.09を基点として下値を切り上げてきた流れから下抜けるため、下値リスクがやや高くなる。この場合でも昨年5月に付けた114.43を底値として下値を切り上げてきた中期的なサポートラインの下値抵抗が130円台後半にあり、130.50割れで越週しない限りトレンドは大きく変化しない。一方上値も、134.00-10に週足の抵抗が出来ており、134円台に実体を乗せて越週するまでは上値余地も拡がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は134.00-10,135.30-40に、下値抵抗は132.50-60,131.70-80,130.80-90にある。31週、62週移動平均線は128.32と124.95に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。  一方、月足を見ると5月足は高値圏で引ける陽線引けとなり、7手連続の陽線引けとなった。個々の足が強いものではないので、急伸にも繋がっていないが、トレンドの崩れは認められず強い状態を保っている。一方で、135~137円ゾーンは長期的な上値抵抗として働くポイントであることや、日柄的には8~9手で一旦天井を見る傾向にあることから、今・来月中にも一旦目先天井を確認する可能性も高く、続伸に繋げた場合でも上記のレベルでは利食いを着実に入れる方針で良さそうだ。6月足の上値抵抗は135.50~136.00,137.00~137.50に、下値抵抗は132.00~132.50,130.00~130.50にある。全て下抜けて越月した場合は中期トレンドの変化に要注意。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は123.73と124.83に位置しており、長期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。  今週の戦略は、ユーロ買いは132.60-70で押し目買い。損切りは131.80で撤退。ユーロ売りは様子見か、133.80-90で軽く戻り売り。損切りは134.30で浅めに撤退。  上値は、133.40-50に軽い抵抗が、133.80-90,134.10-20にやや強い抵抗があるが、実体を134.20超えに戻せば、日足の形状が改善して上値トライの流れに戻すことになる。上値抵抗は134.40-50,134.80-90,135.00-10,135.30-40。下値は、133.00-10,132.60-70、132.40-50、132.00-10,131.60-70に強い抵抗があるが全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、130円割れで終えるか130.50割れで越週した場合は、中期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/11/17~2021/06/04(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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