【ドル/円】米雇用統計を改めて消化 G.COMデイリーレポート 2021年6月7日号

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6月7日(月)ドル/円

基調
下げ渋り

目先の注目材料
・主要国株価、米長期金利

米雇用統計を改めて消化

前週末4日の米5月雇用統計は非農業部門雇用者数が55.99万人増、失業率は5.8%と、予想(67.5万人増、5.9%)に対してマチマチの結果であった。
しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の段階的な縮小(テーパリング)は遠退いたとの見方から、米国債が上昇(米長期金利は低下)する中、ドルは下落した。前日3日の米5月ADP全国雇用者数の大幅な増加で110.30円台まで上伸していたドル/円は、米5月雇用統計の発表後には109.30円台まで軟化。ADP発表前の水準を下回って下落した格好で、市場が米5月雇用統計に強い期待を抱いていた事が窺える大幅な反落であった。
ただ、非農業部門雇用者数は50万人以上増加、失業率も0.3ポイント改善、平均時給も予想以上の伸びを示した5月雇用統計の内容を踏まえれば、FRBのテーパリング観測後退は、いくぶん行き過ぎた見方ではないだろうか。

米国債はやや買われすぎで、ドルはやや売られすぎと言えるだろう。米10年債利回りは、3日のADP前の水準である1.60%前後までは持ち直してもおかしくなさそうで、ドル/円も米5月雇用統計の結果を改めて消化する格好となれば、少なくとも109.80円前後まで持ち直す余地がありそうだ。

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