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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドル強気の流れを維持。109円割れの越週で下値リスクが点灯。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドル強気の流れを維持。109円割れの越週で下値リスクが点灯。

直近の日足は、小陽線で前日の陰線を切り返している。上昇余力の強いものではないので、大幅続伸にも繋がり難いが、下値を切り上げる流れには変化が認められず、短期トレンドは“ドルやや強気”の流れを維持している。日足の上値抵抗が109.90-00,110.20-30にあるが、110.20-30の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は、110.50超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなる。この場合でも110.80-90に一段と強い抵抗が控えており、一気に上抜けるにも無理があろう。逆に、109円台を維持出来ずに終えた場合は、日足の形状が悪化して108円台の足元の強さを再度確認する動きへ。108.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、108.00割れを見た場合は、新たな下げエネルギーを得て107.50-60以下の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。日足の上値抵抗は109.90-00,110.20-30,110.80-90に、下値抵抗は、109.40-50,109.00-10,108.50-60にある。21日移動平均線は109.36に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性がある。また、120日、200日線は107.31と106.29に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変化ない。 一方、直近の週足は、実体も値幅も小さく、寄せ線に近い形の足で終えている。方向性を示せずに週初の寄り付き水準に戻した格好だが、現状は1月に付けた102.59を基点として、下値を切り上げて来たサポートラインを守っており、ドルの上値余地を探る動きに繋げている。この週足サポートは、今週109.20-30に位置しており、これを支えとして上値余地を探る動きが継続しよう。但し、上値トライに失敗して109円割れで越週した場合は下値リスクがやや高くなる。108.50割れの越週か、108.00割れを見た場合はトレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は110.00-10,110.80-90,111.60-70に、下値抵抗は109.20-30,109.00-10,108.50-60にある。31週、62週移動平均線は106.69と106.59に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは109.40-50で押し目買い。損切りは108.80で一旦撤退。ドル売りは110.00-10の戻り待ち。損切りは110.40で浅めに撤退としたい。 上値は、109.70-80に軽い抵抗が、109.90-00,110.20-30に強い抵抗があるが、110.30超えで終えた場合は、日足の形状が改善して、110.50-60,110.80-90,111.10-20,111.40-50,111.60-70にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。日足、週足ともの強い上昇エネルギーが感じられず、全てをクリアするにはまだ力不足と見られる。下値は109.50-60に軽い抵抗が、109.40-50、109.20-30に強い抵抗があり、これらを支えとして上値トライの動きが強まると見るが、109.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに108.50割れで終えた場合は108.00-10トライへ。108円割れも見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。下値抵抗は107.50-60,107.00±10銭。

ドル/円【日足】期間:2020/10/08~2021/06/11(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/04/27~2021/06/11(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値の重い展開続く。134.20超えで終えれば下値リスクが後退。132円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、131円割れの越週でトレンドに変化。

日足は2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。個々の足が下げエネルギーの強いものでないので、大幅続落にも繋がり難いと見るが、132円割れで終えた場合は短期トレンドが“ニュートラル”な状態に変化して、反発余地が限られ易くなる。さらに131円割れで越週するか、130円割れで終えた場合は、短・中期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。逆に、週初の下値トライに失敗して134.10-20の上値抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、下値リスクが後退して上値トライの流れに戻すことになる。日足の上値抵抗は、133.50-60,134.10-20,134.50-60に、下値抵抗は132.50-60,132.00±10銭、131.00-10にある。21日移動平均線は133.27にあり、これを下抜けて終えており、下値リスクが点灯している。しかし、120日、200日線は129.49と127.45に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを維持している。 一方週足は、2週連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。上値の重い感があるが、個々の陰線が下げエネルギーの強いものではないことや、下値を切り上げる流れに変化が認められず、調整下げの範囲内に留まっており、突っ込み売りにも注意する必要がある。但し、132円割れで越週した場合は、今年1月に付けた125.09を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けて、下値リスクが点灯する。さらに、131円を割り込んで越週した場合は、昨年5月に付けた114.43を基点とする中期的なサポートラインを下抜けて、短・中期トレンドが変化した可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。逆に、週初の下値トライでも132.00-10の抵抗を守り切って反転し、さらに134.00-10の抵抗を終値ベースで上抜けて越週した場合は、下値リスクが後退して再び上値追いの流れに戻すことになる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は133.40-50,134.00-10,134.70-80に、下値抵抗は132.60-70,132.00-10,131.10-20にある。31週、62週移動平均線は128.65と125.21に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 今週の戦略は、ユーロ買いは132.50-60で押し目買い。損切りは131.80で一旦撤退。ユーロ売りは短期トレンドの変化を確認するまで様子見か、133.30-40で軽く戻り売り。上値余地を133.60近辺まで見ておく必要がある。損切りは133.80で浅めに一旦撤退するか、深い場合は下値リスクが後退する134.30に置く必要がある。 上値は、132.90-00,133.20-30に軽い抵抗が、133.30-40,133.50-60、133.80-90に強い抵抗が出来ており、上値余地が限られる展開が予想されるが、134.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるか、134.00-10の抵抗を週足の終値が上抜けて越週した場合は、下値リスクが後退して上値トライの流れに戻すことになる。上値抵抗は134.10-20,134.40-50,134.70-80。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/11/24~2021/06/11(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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