読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX「FOMCと南ア5月CPIに注目」注目の高金利通貨 南アフリカランド/円 6月16日号

f:id:gaitamesk:20190821093810p:plain

南アランド/円(4時間足)

f:id:gaitamesk:20210616113527p:plain
※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

直近1週間のポイント

・FOMC前に利益確定の動き
・FOMCハト派期待で押し目買い
・資源価格が高止まり

足元の南アランド/円は底堅い

今月4日に8.166円前後まで上昇して約2年4か月ぶりの高値を付けたランド/円は、先週9日には8.00円を割り込んで反落。
その後も戻りは鈍いものの、連日7.950円前後で下げ渋るなど底堅さも見られます。
ランドはこれまで、国際商品価格の上昇や先進国の低金利・過剰流動性を背景に上昇してきましたが、15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に利益確定の売りが出ているようです。
一方で、FOMCは緩和スタンスを維持するとの期待も根強く、一部の投資家はランドの押し目買いに動いている模様です。
世界的なインフレ期待が高まる中、国際商品価格が高止まりしている事もランドの下値を支えていると考えられます。

注目ポイントはFOMCと5月CPI

まずは、16日の米FOMC声明とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まりそうです。
市場では、政策金利予測で2023年中の利上げ見通しが示される可能性が高い一方、テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)については具体的な示唆を見送る公算が大きいと見られています。
FOMCのスタンスをハト派維持と市場が受け止めれば、ランドは底堅い動きが続くと見られます。
反対に、もしFOMCが市場の期待に反してタカ派スタンスに舵を切ったと受け止められれば、ランドに対する下落圧力が高まるでしょう。
その他、来週23日には南アフリカ5月消費者物価指数(CPI)が発表されます。
前月は前年比+4.4%と南ア中銀のインフレ目標レンジ(3~6%)の中間値に接近。
中銀は「次の一手は利上げ」との姿勢を示しており、5月CPIの伸びが加速すれば早期利上げ期待に繫がりそうです。

来週までの南アランド/円の見通し

予想レンジ
7.850~8.150円
基調
底堅い

来週までの注目ポイント

☆6/16 米FOMC
☆6/23 南ア5月消費者物価指数
・主要国株価 国際商品価格

「為替チャート|南アランド/円(ZARJPY)|60分足」はこちら

「高機能チャート(テクニカル分析|南アランド/円(ZARJPY)|60分足」はこちら 

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。