「米景気回復を背景にドル高が本格化か FOMCを受け」マット今井のトレードアイディア 2021年6月17日

マット今井のトレードアイディア

注目のFOMCで大きな変化がありました。政策金利は据え置きとなりましたが、今後のアメリカ経済の見通しに関して、ワクチン接種の普及を背景に、かなり前向きな見方に変えてきていること、それに合わせて、金融政策も変更していく可能性に言及しています。

「ワクチン接種と強力な経済支援の進展で、経済活動と雇用指標は強まった」と、アメリカ経済に関して前向きに捉えた表現を入れています。金利見通し(ドットチャート)では、メンバー18人のうち13名が、2023年までに少なくとも2回の利上げを予想しています。また、経済見通しに関しては、2021年の実質成長率の見通しを3月の5.8-6.6%から6.8-7.3%に上方修正しています。

パウエルFRB議長は会見で「インフレはFRBの予想以上に上昇し持続する可能性がある」とし、「インフレ期待が過度に上昇すれば、金融政策を調整する用意がある」と今後金融政策を引き締め方向に転換する可能性を示唆しました。

全体的に、前回のFOMCのときに比べると、アメリカ経済に対して強気になっていることがはっきりしました。また、将来的な利上げの可能性に関して言及したことも注目に値します。ようやくアメリカの景気回復を背景としたドル高相場が見られるかもしれません。

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【インタビュー】

imai.jpg 株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、議員活動と経済アナリスト活動で、超多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。現在、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの有料メールマガジン「ザイFX!プレミアム配信 with 今井 雅人」にて為替予測などを鋭意配信中。
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