東京市況ほか

東京市況

東京市場概況

• ドル・円は反落。米連邦公開市場委員会（FOMC）でのタカ派的な見解を受けたドル買いが先行し、110円82銭まで値を上げた。その後、米10年債利回りが失速し、ドル買いは後退。また、日本株安を嫌気した円買いも観測され、110円58銭まで下げた。
• ユーロ・円は132円88銭から132円14銭まで下落。
• ユーロ・ドルは1.2006ドルから1.1943ドルまで値を下げた。欧州中央銀行(ECB)のレーン理事のハト派的な発言がユーロ売りにつながった。

本日の予定

• 18:00　ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値（前年比予想：+2.0％、速報値：+2.0％）
• 21:30　米・先週分新規失業保険申請件数（予想：36.0万件、前回：37.6万件）
• 21:30　米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数（予想：31.0、5月：31.5）
• 23:00　米・5月景気先行指数（前月比予想：+1.3％、4月：+1.6％）

経済指標

• NZ・1-3月期GDP：前年比+2.4％（予想：+0.9％、10-12月期：-0.8％←-0.9％）
• 豪・5月失業率：5.1％（予想：5.5％、4月：5.5％）
• 豪・5月雇用者数増減：+11.52万人（予想：+3.00万人、4月：-3.06万人）
• ［金融政策］
• スイス中銀
• 政策金利を-0.75％に据え置き決定
• 要求払預金金利を-0.75％に据え置き決定

要人発言

• ロウ豪準備銀行総裁「債券買い入れの停止検討は時期尚早」「債券買い入れは経済全体の借り入れコストを低下させた、豪ドル押し下げに寄与」「経済はなお回復段階」
• レーン欧州中央銀行(ECB)理事「パンデミック資産購入プロブラム（PEPP）終了についての議論は不要、時期尚早」
• スイス中銀「CPIは2021年が+0.4％、22年は+0.6％、23年は+0.6％となる見通し（それぞれ引き上げ）」

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