2021年6月29日
【ドル/円】：上値抵抗を抜けきれない状態。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は3手連続小陰線で終え、上値を切り下げています。110.90-00の上値抵抗にもぶつかっていますが、下値を切り上げる流れを維持しているので、押し目買い方針継続とします。但し、109.90-00の日足の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。109.50-60，109.00-10の抵抗を全て下抜けた場合は短期トレンドの変化が確定して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に111.20-30の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。 今日のドル買いは110.40-50で押し目買い。損切りは109.80で撤退です。売りは110.80-90の戻りを軽く売って111.30で撤退です。 日足の上値抵抗は110.90-00，111.20-30，111.80-90に、下値抵抗は110.40-50，110.20-30，109.90-00にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線引けとなりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、132.70-80の上値抵抗にぶつかった流れにあり、下値リスクにも注意が必要です。先週初に付けた130.04を基点として上値トライの流れにありますが、132.70-80，133.20-30の抵抗を全て上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。今日の買いは131.40-50で押し目買い。損切りは130.80で一旦撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する130.40に置く必要があります。売りは様子見か132.70-80で戻り売り、損切りは133.40で撤退です。133.50超えで終えれば“強気”の流れに戻します。下値抵抗は131.40-50，130.90-00にあります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陰線引けとなりました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、2手前の小陰線が上値トライに失敗しており、下値リスクがより高い状態です。買いは1日様子見か、1.1900-10で軽く拾って1.1870で撤退です。売りは1.1960-70の戻りを軽く戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を1.1980-90まで見て置く必要があります。損切りは1.2020で撤退です。上値抵抗は1.1960-70，1.1980-90，1.2040-50に、下値抵抗は1.1900-10，1.1850-60，1.1800±10ポイントにあります。1.2050超えに値を戻せば下値リスクが若干後退しますが、1.2170超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
