2021年6月30日
【ドル/円】：上値の重い展開続く。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は4手連続小陰線が出て上値を切り下げています。上値が重い感は否めないものの、個々の足が下げエネルギーの強いものではないことや、下値を切り上げる流れを維持しており、突っ込み売りにも注意が必要です。110.00-10に日足の下値抵抗がありますが、終値ベースで110円台を維持できない場合は、下値リスクが点灯、109.00割れを見た場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に111.20超えで終えた場合は、一段の上昇に繋がり易くなりますが、この場合でも日足、週足の抵抗が111.60～111.90ゾーンに控えており、ドル急伸にも繋がり難いでしょう。 ドル買いは110.40-50で軽く押し目買い。下値余地を110.20近辺まで見て置く必要があります。損切りは109.80で撤退です。ドル売りは110.90-00の戻り待ちとします。損切りは111.30で撤退です。 日足の上値抵抗は110.90-00，111.10-20，111.80-90に、下値抵抗は110.40-50，110.20-30，110.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続落となりました。131.40-50の下値抵抗を守って終えていますが、132.70-80の抵抗にぶつかって上値を切り下げる流れにあり、日足の形状もやや弱い状態です。一方で6/21に付けた130.04で一旦底打ちした可能性も高く、131.00以下の突っ込み売りにも注意が必要です。若干下押す可能性があるので買いは1日様子見か131.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは130.40で撤退です。売りは様子見か、131.90-00で軽く戻り売り。損切りは132.30で浅めに撤退です。上値抵抗は132.00-10，132.70-80，133.20-30に、下値抵抗は131.40-50，131.00-10，130.50-60にあります。130.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、129円割れで終えた場合は中期トレンドが変化します。逆に133.50超えで終えれば“強気”の流れに戻します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。下げエネルギー強いものではありませんが、日足、週足の形状がまだ弱く、もう一段押してもおかしくありません。但し、1.1850-60，1.1800±10ポイントに強い下値抵抗が控えており、全てを下抜けるには力不足と見ています。短期トレンドは1.2050超えで終えない限り、変化しません。買いは1日様子見とします。或いは1.1800-10までの押し目があれば買い狙い。損切りは1.1750で撤退です。売りは1.1960-70で戻り売り。損切りは1.2020で撤退です。上値抵抗は1.1960-70，1.1980-90，1.2040-50に、下値抵抗は1.1850-60，1.1800±10ポイントにあります。
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