2021年7月2日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
日足は2手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。個々の足は上昇エネルギーの強いものではありませんが、直近の日足が111.10-20の抵抗を上抜けており、一段の上昇の可能性に繋げています。週足の抵抗も上抜けており、110.90超えを維持して越週した場合は、来週も上値トライの動きが継続します。 目先は浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。可能性が低いと見ますが、110.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。 今日は米雇用統計の発表があり、日中は様子見となりそうです。市場予想は失業率：5.6％、非農業部門就業者数：+72～75万人です。前月比でやや強気の予想ですが、このレベルまで織り込んでいると見られます。 今日のドル買いは111.10-20の押し目を軽く拾って110.50に損切りを置くか、来週以降の110円台の押し目をゆっくり待つ方針で。ドル売りは様子見か111.80-90で軽く売り向かい。損切りは112.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は111.80-90，112.20-30，112.50-60に、下値抵抗は111.00-10，110.60-70，110.10-20にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小幅続伸となりました。上値を切り下げる流れからは上抜けていませんが、6/21に付けた130.04で底打ちした可能性も高いことから、売りも引き付ける必要があります。131.50-60，131.00-10にやや強い下値抵抗が出来ていますが、130.50以下で終えた場合は再び下値リスクが点灯します。ユーロが対ドルでまだ弱いので、買いも慎重に。買いは131.60-70の押し目を軽く買って131.20で浅めに撤退するか、131.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは130.40で撤退です。売りは132.80-90まで引きつけて。損切りは133.50で撤退です。133.50超えで終えれば強気の流れに戻します。上値抵抗は132.80-90，133.10-20に、下値抵抗は131.60-70，131.00-10，130.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続落となり、上値を切り下げています。1.1880-90の軽い抵抗にもぶつかっており、トレンドが弱い状態です。一方で1.1800±10ポイント、1.1760-70に強い下値抵抗が控えており、このレベルでの突っ込み売りにも注意が必要です。但し、1.1700割れで終えた場合は中期トレンドも変化します。買いは様子見か1.1800-10で軽く試し買い程度に。損切りは1.1750で撤退です。売りは1日様子見とします。上値抵抗は1.1900-10，1.1960-70にあります。短期トレンドは1.20台に実体を戻して終えない限り、変化しません。
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