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「FRB議長証言、インフレへの見解がカギに」 外為トゥデイ 2021年7月14日号

外為トゥデイ

目次

▼13日(火)の為替相場
(1):中国の対米貿易黒字拡大
(2):BOE、銀行の配当制限撤廃
(3):米CPI、13年ぶりの高水準
(4):米国債入札不調でドル買い

▼13日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:FRB議長の議会証言に注目

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

13日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210714092555p:plain期間:13日(火)午前6時10分~14日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国の対米貿易黒字拡大

中国6月貿易収支は515.3億ドルの黒字(予想447.5億ドルの黒字)となった。輸出の伸びが前年比+32.2%に加速した事で予想以上に黒字が拡大した。

(2):BOE、銀行の配当制限撤廃

英中銀(BOE)は、金融安定報告で銀行の配当制限を解除すると発表。一方で、「押し上げられた資産価値や圧縮されたリスクプレミアムは、資産価格の急激な調整に対する脆弱さを示唆する」「資産価格の急落は経済的なショックを増幅させ得る」と指摘した上で、金融システムに直接影響を及ぼすとの見解を示した。

(3):米CPI、13年ぶりの高水準

米6月消費者物価指数は前月比+0.9%、前年比+5.4%と予想(+0.5%、+4.9%)を上回る伸びとなった。前年比の伸び率は2008年8月以来、ほぼ13年ぶりの高水準を記録。食品とエネルギーを除いたコア指数も前年比+4.5%(予想+4.0%)に加速した。これを受けてドル/円は110.50円台に上昇したが、米長期金利が失速したため伸び悩んだ。

(4):米国債入札不調でドル買い

米30年債入札(240億ドル)は応札倍率が2.19倍に留まる冴えない結果となった。これを受けて米長期金利が再び上昇すると、改めてドル買いが強まった。ドル/円が上昇した一方で、クロス円は長期金利の上昇を受けて米国株が冴えない動きとなった事から弱含んだ。

13日(火)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:FRB議長の議会証言に注目

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。米6月消費者物価指数(CPI)の上振れと米30年債入札の不調で米長期金利が上昇する中、110.64円前後までドルが強含んだ。米6月CPIは前年比+5.4%とほぼ13年ぶりの水準に上昇した。

本日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が下院金融委員会で半期に一度の議会証言を行う。市場予想を超えてCPIが上昇する中、これまで通り「インフレは一過性」との見解を維持するか注目されよう。

仮に、議長がインフレ懸念を強める(従来の見解を弱める)ようなら、米長期金利とドルはもう一段上昇する可能性がある。市場はFRBのテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始時期に関心を寄せているだけに、本日の議会証言には注目が集まりそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20210714080534p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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