「本格的なドル高を待ち構える 当面は押し目買いトレードで」マット今井のトレードアイディア 2021年7月15日

マット今井のトレードアイディア

今週は、アメリカ消費者物価CPI6月分が発表になりました。結果は、前月比0.9%の上昇と13年ぶりの高い水準となりました。これを受けて、アメリカの長期金利が上昇し、FX市場ではドル高の展開となる局面がありました。ただ、この物価指数への反応も一時的なものに終わっています。それは、市場関係者がこの流れが本格的になるのかを疑っているからです。ですから、もう少し長い期間に渡って結果を見てみないと完全には信用できないと市場が考えているということだと思います。

 しかし、何度も申し上げていますが、私個人的にはアメリカの経済は本格的な回復基調に入っていると考えています。ですから、いずれ金利上昇ドル高の流れが本格化するときが来ると待ち構えています。ただし、市場全体は先ほど説明したようか空気感ですので、まだトレンドが出てくるような状況にはないでしょう。ドル買いを基本としながらも、押し目を買って、少し上がったら決済するという細かいトレードをするほうが、回転が効いてうまくいくと思います。ドル円も109円台をしっかり買って、110円台から111円台で決済するということを考えてみる時期かもしれません

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【インタビュー】

imai.jpg 株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、議員活動と経済アナリスト活動で、超多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。現在、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの有料メールマガジン「ザイFX!プレミアム配信 with 今井 雅人」にて為替予測などを鋭意配信中。
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