2021年7月15日
【ドル/円】：上値の重い展開。下値抵抗にも注意。109.50割れで短期トレンドに変化。
ドル/円は110.60-70の抵抗を上抜けきれずに安値圏で引ける陰線引けとなりました。上値抵抗にぶつかった反動で上値の重いスタートとなりそうですが、109.60-70に日足の抵抗があり、109.50割れを見ない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。 今日の買いは109.80-90で押し目買い。損切りは短期トレンドの変化が確定的となる109.40で撤退です。売りは110.40-50の戻り待ちとします。損切りは110.80で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は110.60-70，110.90-00，111.20-30に、下値抵抗は109.60-70，108.90-00，108.50-60にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線引けとなりました。週足、日足の下値抵抗を守っていますが、トレンドが弱い状態にあるので買いも慎重に臨む必要があります。また、129円割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か129.70-80で軽く押し目買い。損切りは129.40で浅めに撤退です。売りは130.80-90で戻り売り。損切りは131.20で一旦撤退です。日足の上値抵抗は131.30-40，131.70-80に、下値抵抗は130.00-10，129.60-70，129.00-10にあります。短期トレンドは132円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、133.00超えに強い抵抗が控えており、急伸にも繋がり難いでしょう。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。戻り売りの流れは変わらず。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。1.1800±10ポイントを上抜けた位置で終えており、前日の陰線が“ダマシ”となった可能性がありますが、トレンドがまだ弱く下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは様子見か1.1790-00で軽く試し買い。損切りは1.1750で撤退です。売りは1日様子見か1.1860-70で戻り売り。損切りは1.1910で撤退です。上値抵抗は1.1830-40，1.1870-80に、下値抵抗は1.1800±10ポイント、1.1760-70，1.1700-10にあります。短期トレンドは1.20台を回復して終えない限り、変化しません。
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