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ユーロ/ドル 下落トレンド継続と考えてよいのでは?

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル 下落トレンド継続と考えてよいのでは? 
先週は、水曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた値幅はわずか78pipsということで、相変わらずの小動きが続いています。ただ、先週木曜日の上ヒゲの出現を見る限り、まだ上値追いの勢いがあるようには感じられず、また、先週金曜日の終値を見ても、終値ベースでの安値を更新していることを考えると、下値不安が小さくない状況だということが見て取れます。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線の居場所は3本の移動平均線の下側ということもあり、緩やかな下落トレンドが継続しているという判断でよいでしょう。ただ、ボリンジャーバンドの幅は一層縮まり、ボラティリティの高まりは全く感じられません。MACDもゴールデンクロスを形成したままの状態が続いていて、やや中途半端な印象を受けます。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。チャート的に買いを示唆するものが全く見られない以上、また、先週木曜日の上ヒゲに敬意を表するとすると、やはり下値追いの可能性が高いと感じるのです。一向にボラティリティが高まらない解釈が難しいところではありますが、仮に反発するとすれば前日の高値辺りを逆指値のポイントに設定しておけばよいだけの話、チャートに忠実に考えると、買いスタンスをとる理由は見当たらないと考えます。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 意外に下値不安は小さくなったのかも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週初に下押しし、実体線が長期の移動平均線を割り込みましたが、火曜日以降は順調に回復、逆に週末には実体線が長期の移動平均線を越えてきています。小動きが続いていますので上下とも少し動けば「トレンドの発生か?」という発想に陥りますが、少しチャートから離れてみると、実はほとんど動いていないことに改めて気づかされます。
今週は、リスクテイクするのであればやや買い先行スタンスで臨みたいところです。短期の移動平均線が上昇基調に舵取りを変え、実体線が3本の移動平均線の上側に顔を出していますので、多少は売り方の買い戻しが先行するような気がするのです。ただし、大きな陽線が出ていきなり7月1日の高値にチャレンジするとか、そういった期待は過大すぎるような気がします。逆にジリジリした動きを続けるようであれば、高値奪還も視野に入ってくるのではないでしょうか。

■ ユーロ/円 戻りの鈍さを無視できない・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。ドル円と同様、週初に下押ししましたが、火曜日以降は何とか持ち直し、健気に戻ろうとしている様子がチャートからも見て取れます。ただし、実体線は短期の移動平均線を上回るのが精一杯、戻れば中期の移動平均線が待ち構えていて、上値の重さが思いやられる状況が続いています。
今週は、戻るようであれば見送り、逆に下値模索の動きを見せるようであれば追いかけて売ってみてもよいかもしれません。ポイントとしては、先週後半の値動き、特に先週木曜日の安値を下回ったら、さすがに上値の重さが確認できたということで売りスタンスに転じる、また、水曜日の安値割れも売り乗せ方針ということでよいのではないでしょうか。ボラティリティが高まらない状況ではありますが、ここからの戻りを無理に取りに行く必要はないような気がします。

■ ポンド/円 V字型の戻り自体は評価できるが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。チャートを見ての通り、週初は下落、火曜日から急反発という流れでV 字型に回復している様子がチャートからも見て取れます。とりあえず下の不安は払拭されたものの、上側には中期・長期の移動平均線が待ち構えており、容易なことでは戻らないぞという売り方の覚悟のようなものを感じさせるチャート形成となっています。
今週は、実体線が終値ベースで長期の移動平均線を超えるようであれば、といった形で、かなり厳しめの条件を付けて買いスタンスをとりたい感じがしています。売りスタンスを取るのであればポンド円よりもユーロ円の方が有望でしょうし、ポンド円も V 字型に戻したとはいえ、実体線が長期の移動平均線の下側に位置していること自体、まだ売り方有利の時代が継続していると考えらえるからです。少しチャートを遠めに見るような形で、「流れ」 をしっかりと把握したいところですね。

■ オージー/円 戻りに過大な期待はできないような気がするが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の流れを受け継ぎ週初は下落しましたが、火曜日以降は陽線の連続出現で何とか下値不安を払拭する形に持ち込んでいます。これで7月6日の象徴的な上ヒゲに端を発した下落トレンドには一旦終止符が打たれたと考えるべきかもしれませんね。ただし、戻したと言っても実体線の戻りの程度はあまりにも弱弱しく、いざ下向きの動きになれば下落リスクは小さくないかもしれません。
今週は、ユーロ円と同様、戻れば見送り、下押しするようであれば売りで攻めてみたい感じがしています。ボラティリティが若干上昇していますので、少しスタンスを広くとって、先週金曜日の安値よりも先週木曜日の安値割れあたりから打診売り方針で臨んでみるのがよいのではないかと思います。実体線が戻ればMACDのゴールデンクロスも同時に形成されると思いますので、戻り売り厳禁という形に移行しそうですね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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