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「ドル/円、米長期金利と株価睨み」 外為トゥデイ 2021年7月26日号

外為トゥデイ

目次

▼23日(金)の為替相場
(1):ユーロ圏7月PMI 好調
(2):英7月PMI 予想届かず
(3):欧州株上昇 円売り優勢
(4):米株3指数 最高値更新

▼23日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:米国株上昇 上値余地拡大

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

23日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210726085649p:plain期間:23日(金)午前6時10分~24日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ユーロ圏7月PMI 好調

独7月製造業PMI・速報値は65.6、同サービス業PMI・速報値は62.2と、いずれも予想(64.1、59.5)を上回った。その後、ユーロ圏7月製造業PMI・速報値62.6、同サービス業PMI・速報値60.4と、こちらも揃って予想(62.5、59.3)を上回った。これらを受けてユーロが上昇した。

(2):英7月PMI 予想届かず

英7月製造業PMI・速報値は60.4、同サービス業PMI・速報値は57.8と、いずれも予想(62.4、62.0)に届かなかった。なお、これより前に発表された英6月小売売上高は前月比+0.5%だった(予想-0.1%)。

(3):欧州株上昇 円売り優勢

欧州株の上昇を受けて円売りが優勢となりクロス円が上昇するとドル/円も強含んだ。ポンド/円は英長期金利の上昇も相まって152円台を回復した。

(4):米株3指数 最高値更新

NYダウ平均、S&P500、ナスダックの米国株主要3指数が揃って終値ベースの最高値を更新。ただ、為替市場への影響は限定的だった。なお、米長期金利は2年債や10年債の利回りがほぼ横ばいで取引を終えた。

23日(金)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20210726084906p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:米国株上昇 上値余地拡大

23日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇。NYダウ平均が過去最高値を更新するなど、企業の好決算を受けて米国株が上昇する中、110.59円前後までドル高・円安が進んだ。ただ、米10年債利回りが失速したため、110円台後半ではドルの上値は重かった。市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が今週28日に発表する声明で「インフレは一過性」との見解を維持し、早期のテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始に慎重な姿勢を示すとの見方を強めているようだ。

なお、今週はFOMCの他、フェイスブック、アップル、アマゾンなど多くの米企業が決算発表を予定している。ドル/円は、20日移動平均線を回復した事で上値余地が拡大したと見られるが、米長期金利や株価動向次第の面が強そうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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